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■えんまねこ物語(子猫のえんちゃんとおばあちゃんの心温まる物語) |
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柏崎のお土産は食べ物だけではありません!
柏崎人が愛して止まない有名なお祭り「えんま市」で出会った、おばあちゃんと子猫のエンちゃんのやさしい物語。
子猫がきっかけで生まれた人の縁、縁を招く物語「えんまねこ物語」あなたにもそんな出会いがきっとあるはず。
新潟県柏崎市の6月中旬の風物詩、東本町にて行われる縁日「えんま市」にぜひお越し頂き、お土産にこの一冊を添えてください!柏崎のおすすめの絵本です。
柏崎の懐かしい思い出と共に、お子さん、お孫さんに読んであげてください。 |
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内容:B5サイズ横版*12ページ \945(税込み)
販売情報:2006年6月14日発売スタート
(柏崎市えんま市に合わせて販売)
販売地域:新潟県柏崎市内
発行部数:1000部
取り扱い店:
◆柏崎日報社◆柏崎インサツ
◆高琳堂◆尚文館◆高桑書店◆文化書院◆わたじん書店
※キャンペーン:
2006年えんま市期間中、市民プラザ前にて即売を行いました
2007年6月14日〜16日(13:00〜18:00)市民プラザ前にて即売決定
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さく:まきおかたかし
え:いわさきともみ
発行所:株式会社 柏崎日報社
印刷:株式会社 柏崎インサツ
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えんまねこ物語作者牧岡氏 |
えんまねこグッズを知っていますか? |
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※えんまねこグッズは最上屋で扱っています |
柏崎名物えんまねこ…恋愛や金運、また学業の成就などの縁を招く幸せ招き猫のえんま大王バージョンです。あなたのおそばにどうぞ。 |
絵本以外に
・貯金箱(大)
・貯金箱(小)
・ハンドメイドストラップ
・お菓子があります |
えんま市とは? |
えんま市は毎年6月14日〜16日の3日間、閻魔堂を中心に西本町、ニコニコ通りから東本町の間で開催されています。えんま市は納屋町(現在の西港町)で開かれていた馬市がその始まりといわれ、天保年間(1830年〜1843年)に「閻魔堂の祭礼」として行われるようになりました。
かつてのえんま市では、サーカスや見世物などの興行も行われ、多くの人で賑わっていました。
現在でも植木・遊戯・飲食店などたくさんの露天が立ち並び、変わらぬ賑わいを見せるえんま市は、夏の訪れを知らせる柏崎地域最大の年中行事の一つです。
(社団法人柏崎青年会議所まちしるべNO49より) |
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以下柏崎日報2006年6月13日(火)より |
故竹田満さんの遺志で絵本に「えんまねこ物語」完成
県内の創作太鼓の作曲と指導で知られた竹田満さんが伝え残した「えんまねこ」の物語がB5判12Pの絵本となってこのほどよみがえった。
市内城東二の詩人・牧岡孝さん(71)が文を作り、竹田さんの長女・岩崎共美さん(36)が絵を担当した。
この物語は、えんまさん(閻魔堂)の隣で駄菓子屋を営んでいたおばあちゃんと野良猫「エンちゃん」の話。
おばあちゃんに拾われたエンちゃんがいつしか子猫を次々と連れてくるようになる。
牧岡さんはこの話を竹田さんから、2001年の8月5日に聞いた。
竹田さんと牧岡さんは潟東村(現新潟市)の創作劇の指導で一緒になり、その折「私が絵を描いて、できれば地元で本にしたいので物語を作ってほしい」と頼まれた。
しかし竹田さんは年が明けた02年4月に病気のため61歳で死去。
今回、その遺志を牧岡さんがようやく実現した。
本のデザインを担当したのが共美さんだけに、製作は順調に進んだ。
「父と縁のある仕事ができて幸せ」と話す共美さんは現在、千葉県在住だ。
えんまねこの人形などは、竹田さんが経営していた文具店「竹源」のオリジナル商品だった。
牧岡さんによると、竹田さんはえんまねこについて話し合った当時から商店街の心配をし、えんまねこの物語には商店街の商売繁盛の願いも込められているという。
不思議なことに、閻魔堂を管理する今井徹郎さん宅にはエンちゃんならぬ「白ちゃん」というオス猫がいつの間にか住み着いているとのこと。
絵本はえんま市の始まる14日から市民プラザ前の柏崎観光協会ブースや市内主要書店で発売する。
柏崎日報社刊。税抜き価格900円 |
著者より |
ふるさと柏崎をこよなく愛しその発展に尽くした竹田満さんは、このお話をおばあちゃんから聞いたということです。
竹田満さんは、「柏崎の町のお店が繁昌し、柏崎の人がみんな幸せに暮らせるように!」という願いを込めて「閻魔堂」のある柏崎を表す「えんま猫」(縁を招く猫・幸せを招く猫)を創りました。
このお話の「えん」ちゃんをモデルにしたのだということです。
今も「閻魔猫」大王は、「閻魔堂」の閻魔様のお膝元に、ちゃんと安置されていて、いつも柏崎に住む私たちを見守ってくださっています。
(平成17年1月15日)牧岡 孝様 |
あとがき |
故・竹田満さんと牧岡孝さんは竹田さんが亡くなる前年に「えんまねこ」の物語の製作について話し合っていたという。
創作太鼓の第一人者の竹田さんと詩人で演劇会のリーダーであった牧岡先生は潟東村の演劇指導に同行、その途中での話だった。
えんまねこは竹田さんが市内東本町二丁目の閻魔堂のえんま様にちなんで生み出したオリジナル商品。
陶器などにデザインされ、当時の文具の「竹源」の看板だった。
そのえんまねこは実は今回の挿し絵を描いていただいた岩崎共美さんのデザイン。
共美さんは竹田さんの長女である。
竹田さんは常々、中心商店街の繁栄のために苦労を重ねておられた。
えんまねこは商店街の活性化の一助になればと考えてのこと。
閻魔堂にはなぜか今実際に、白い猫が住んでいる。
のら猫とのことでいつしか住みついてしまったという。
名前は「白ちゃん」だ。
この猫はあるいは竹田さんの生まれ変わりかも知れない。
株式会社 柏崎日報社 山田 明彦 |
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